カイロプラクティック治療院,整体院の選び方の実際
広告から見る治療院の選び方
実際にカイロプラクティックを受けに行く場合に、最初に直面する問題は治療院の選択です。
カイロプラクティック治療院かどうか
「カイロプラクティックと書いてあるのに、何を言っているんだ?」と思う方も多いでしょう。 実際、街を歩くとカイロプラクティックという看板を見かけます。 カイロプラクティックや整体というのは日本では制度化されていません。 誰でも今日から「カイロプラクティック」の看板を出すことが出来るのです。 骨をバキバキポキポキ鳴らすことをカイロプラクティックあるいは整体だと言っているところもあるようです。
カイロプラクティックはカイロプラクティックとしての検査を行い、その結果に基づいてアジャスト(矯正)をするものです。 按摩指圧マッサージ鍼灸治療を行った後に、オマケのように“何もカイロプラクティックの検査もせずに”ポキポキと音を出して爽快感を出そうとするのは、カイロプラクティックとは言えないでしょう。
(治療方法ごとにそれぞれ専門の治療スタッフを抱えている治療院、 他の技術を習得した上でさらにカイロプラクティックを習得された先生もいらっしゃると思いますので、併用に関してはこの限りではありません。)
誇大広告に注意
「一発で治る」「○○という難病も治る」という誇大広告を出しているところは要注意です。 確かにカイロプラクティックは人間の本来持っている自然治癒力を引き出す治療方法なので、難病に効果があることもあります。 しかし、それを確約できるものではありません。誇大広告を信じて適切な対処が遅れたために取り返しがつかないことにもなりかねません。 誇大広告かそうでないかの判断はご自身でよく考えるべきでしょう。
料金
カイロプラクティックの治療費は地域にもよりますが、大体5000円〜8000円くらい、初回ではこれに初回料が3000円〜5000円くらい加算するところが多いようです。 極端に安い場合は、その料金設定は客寄せで他に目的がある場合があります。 物品販売(ふとん、まくら、健康器具等)を目的としている場合もあるようですので、ご注意ください。
健康保険が使えるカイロプラクティック・整体(保険適用)
健康保険が使えるカイロプラクティック・整体というものは日本には存在しません。 もしあったとしたら保険の架空請求をしている可能性があります。 「安くカイロプラクティックを受けたい」と思うのは当然ですが、 なぜ架空請求という不正行為をしてまで安くしないといけないのかを考えてみてください。 「患者さんの負担を減らすため」と見ず知らずの人のために、そこまでする人がどれだけいるのでしょうか。 未熟な治療技術で経営するために、保険を不正に保険適用(保険適応)している例もあるようです。
整骨院では保険でカイロプラクティックや整体が受けられると誤解してる方も多いのですが、 国民健康保険、社会健康保険などはカイロプラクティック(及び整体)を対象と認めていません。 ご加入の保険がカイロプラクティック(または整体)に使えるかどうかは、 ご加入している保険会社・保険組合等にお問い合わせください。
またよく誤解されていますが、整骨院・接骨院の保険診療とカイロプラクティックは全く別物で、整体とも異なります。 >>>詳しく
物品販売にについて
その治療院で販売をするしないに関わらず、寝具やサプリメントのアドバイスをする治療院は良心的といえますが、 高額な寝具やサプリメントの購入を強く勧める治療院もあるようです。 しかし、カイロプラクティックはそれらがないと効果がないということはありません。 悪い寝具や栄養バランスの偏りで体を壊していることもありますが、本当に必要かどうかはよく判断することをお勧めします。
リラクゼーションサロンではないかどうか
近年の癒しブームに乗って、とてもおしゃれな治療院が出来ているようです。 それはそれで素敵なことですが、オシャレにこだわるあまりに本来のカイロプラクティックが粗末になっているところも少なくないでしょう。 カイロプラクティックという名前を使った、癒しのためのリラクゼーションサロンの可能性もありますので、よく判断すべきでしょう。
実際に治療を受けてみる治療院の選び方
じっくり話を聞いてくれる
初回のとき、十分に時間をかけてじっくり話を聞いてくれるカイロプラクティック治療院が良いでしょう。 患者さんの訴えが貴重なデータとなり、的確な治療の手助けになります。
反対に、話を聞こうとしない治療院は、時間節約をしたい経営重視なのかもしれません。
質問を歓迎してくれる
患者さんからの質問に気持ちよく答えてくれるかどうかも重要です。 カイロプラクティックは患者さんも理解してこそ十分に効果が出る治療方法ですから、 カイロプラクティックに対する理解を深めてもらおうと質問を歓迎し、喜んで答えてくれるでしょう。
また、予防についてもうるさく言ったり、治療方針もあれこれと一緒に考えてくれたり、 患者さんの側に立って心配してくれるようなら信頼して良いでしょう。
