カイロプラクティックテクニック
カイロプラクティックのテクニックを一部紹介します。
ディバーシファイド・テクニック
ディバーシファイド・テクニックは多数のカイロプラクティック技術の中で最も一般的に用いられる手法でカイロプラクターの大多数が利用しています。 しかし、一般的に用いられる手法なのですが、その起源ははっきりとしていないのです。 初期のカイロプラクティック指導者達の研究によって生まれたとされていますが、その手法はメディカルマニュピレーションを基本とし、そこから現在のカイロプラクティックアジャストメントの手法を抜粋しているのです。
ディバーシファイド・テクニックの特徴は、他のどの分析方法(テクニック)とも併用できるところにあるのです。 それは、このテクニックが何か特定の分析方法に基礎をおくものではないからです。 ディバーシファイド・テクニックは、背骨や手足にある関節について、無理の無い生体力学的な考え方に基づいています。 したがって他のテクニックにも応用が可能になりますので、それがカイロプラクティック業界で広く使われている理由でしょう。
アクティベーター・テクニック
アクティベータ・テクニックはDr.LeeとDr.Fuhrlによって開発されました。 このテクニックは手による矯正により起こる施術者自身の故障を軽減し、またより正確な矯正を行うために開発されました。
アクティベーター・テクニックでは分析方法に下肢長検査を用い、特定の姿勢と関節の変位の相関関係によって正確性・効率性のより分析を行っています。 またこのテクニックはアクティベーターと呼ばれる小さな機械式の矯正器具が用いられ、振動で関節を矯正すると共に神経系を正常化させ自然治癒力を発揮させます。
トムソン・ターミナル・ポイント・テクニック
トムソン・ターミナル・ポイント・テクニックは、患者の下肢長の評価を行い、アジャストメントのあとの変化を基準に考えます。
このテクニックは、クレイトムソンの開発した力学的ドロップ−セクション・テーブルを用います。 このテーブルはカイロプラクティック・スラストが短い間隔に区切られ、突然停止できるように出来ているのです。 それによってニュートンの運動法則に従い、他の形式のカイロプラクティックには見られない一定量の運動エネルギーを生み出し、他にみられない矯正要素を持ちます。 このテーブルは、ドクターのストレスを緩和し、患者の体重差を補正するようにセットすることも出来るのです。
ガンステッド・テクニック
ガンステッド・テクニックではモーションパルペーション(関節の可動触診)のほかに全脊柱X線画像を用いた線引き法による関節の変位の特定をする手法を行います。 また他のテクニックでは矯正を関節面の向きを意識した方向に行うのに対し、ガンステッド・テクニックでは椎間板の向きを意識した方向に行います。 これはガンステッド・テクニックの理論的基礎が椎間板の生体力学を重視しているためで、また脊柱は骨盤によって安定を得るという考えから骨盤の変位も重要視されます。 日本ではカイロプラクティックオフィスでX線画像、特に全脊柱を撮影できる環境は少ないため、このテクニックは部分的に利用されることが多いでしょう。
仙骨−後頭骨テクニック
ディジョネットが開発した仙骨−後頭骨テクニック(SOT)は、頭蓋と骨盤の力学的関係から生じる髄膜への作用を通じて、中枢神経および末梢神経系に正常な機能を回復させることを意図しています。 うつ伏せまたは仰向けになった患者の骨盤とテーブルの間に、「ブロック」と呼ばれる楔状の器具をおき、重力を利用して矯正します。 また頭蓋へのマニュピレーション方法も用いられます。 治療部位の判断は姿位によるものと、いくつかの反射現象に基づいて行われます。
