カイロプラクティックの認知度
カイロプラクティックとオマケカイロ
アメリカでは医療として認められているカイロプラクティックも、残念ながら日本ではなかなか正しく普及していません。 カイロプラクティックはアメリカから日本に伝わった治療法ですが、 正しくカイロプラクティックとして伝わればよかったのですが、そうではありませんでした。 それは徒弟制度の中であいまいに伝えられたり、整体・指圧・マッサージ・鍼灸・柔道整復(整骨院・接骨院)など既存の治療法に部分的に取り入れられたりと、 間違った伝わり方をしてしまったことも原因と言えるでしょう。
そして他の療法を施術している治療家の一部の人が、カイロプラクティックのテクニックの一部を学び、 それぞれの治療のあとに「ポキッ」と音を出すことをカイロプラクティックであると伝えたことも多かったのです。 さらに正しいカイロプラクティックの認知度が低いことを悪用して、金儲けだけを考える人もいるようです。 数日の講習を受けただけで開業したり、他の整体・指圧・マッサージ・鍼灸・柔道整復(整骨院・接骨院)など既存の治療法に、 オマケのようにカイロプラクティックの一部を取り入れたりする人もいます。
一部の人が日本にそれまでにあった治療法の中に、一部の技術だけ取り入れてしまいました。 今まであった既存の療法に付け足すように、最後に形だけの矯正を行う方法が広まってしまいました。 これをオマケのようにカイロプラクティックを付け足していることから、オマケカイロとここでは仮に呼びます。
カイロプラクティックは特有の検査方法があり、その結果に基づいて関節に適切な矯正を施します。 ところが一部の技術だけ取り入れてしまったオマケカイロ場合は、その検査をすることが抜け落ちています。 検査が抜け落ちているため、どの関節をどのように矯正したら良いかということが分かりません。 そこでオマケカイロでは体を捻り、とりあえず矯正のように見える事をしようとします。
検査をしていれば矯正前と矯正後の状態が違いますから、矯正の結果を確かめることが出来ます。 ところが、オマケカイロでは検査がありませんので、矯正前後の違いが分かりません。 そこで矯正したかどうかを判断するのは、矯正音ということになります。 いわゆる「ボキボキ」「ポキポキ」と表される音です。 そして、この音は正しく矯正したら鳴るというものではありません。 そして、矯正するべきでない関節を動かしてしまっても音がでます。 実はこの音の有無は、矯正の結果とは全く関係が無いのです。
ところがこの音がいかにも矯正したような感触を与えますので、オマケカイロでは音を出すというのが目的になりました。 そのため、オマケカイロでは音が出やすいように体を大きく捻ったり、勢いをつけて矯正をするようになりました。 当然、大きく捻ったり勢いよく力を加えていますので、オマケカイロが怖く感じるのも無理はありません。 また大きく捻ったり勢いよく力を加えれば、体を痛めてしまう事故が起きることもあります。
カイロプラクティックとオマケカイロは、専門知識の無い人が少し見ただけでは区別が付きません。 結果、カイロプラクティックはオマケカイロと一緒にされて、「カイロプラクティックは怖い」という認識になってしまうのです。
