骨のずれ・背骨のゆがみ
カイロプラクティックで言うずれとは
カイロプラクティックや整体を受けている人は「骨がずれている」「骨がゆがんでいる」という事をしばしば言われると思います。 骨のずれと言っても、脱臼しているという意味ではありません。 人間の関節は靭帯や筋肉で覆われていますので、よほどの大きな外力がない限り簡単には外れません。 つまり、カイロプラクティックで「骨がずれている、ゆがんでいる」というのは便宜上そう呼んでいるだけで、 実際にはサブラクセーションと呼ばれる状態なのです。
サブラクセーションとは
サブラクセーションとは、関節の可動範囲の異常があり特に神経の働きに影響を与えている状態を指します。 関節の異常は可動範囲の減少(動きにくい)や過剰(動かすと痛みが出る)、圧痛(押すと痛い)、筋の緊張(固い、こっている)をもたらします。 こうした異常をカイロプラクター(カイロプラクティックの施術者)は、多くの場合には触診によって判断出来ます。
レントゲンで「骨の異常はなし」
サブラクセーションの状態で病院でレントゲン撮影しても「骨の異常はありません」と言われます。 それはレントゲンでは骨折や脱臼が無いということが分かるのですが、体の動きを静止状態で撮影しますので、関節の動きはわかりません。 カイロプラクティックでは関節の生体力学的異常を鑑別しますので、関節の動きの異常がわかるのです。
サブラクセーションを改善するには
アジャストメント(矯正)
サブラクセーションという関節の異常を改善するために、カイロプラクティックは多種類の テクニックがあります。 一般的にはそれらをアジャストメント(矯正)と呼びます。
背骨のゆがみの自然治癒
サブラクセーションという関節のゆがみは睡眠や休養などで自然に治る場合も多いのです。 人間には自然治癒力が備わっていますので、少しくらいのサブラクセーションであれば睡眠中の寝返りなどしながら自然治癒するのですが、 あまりに度を越すとなかなか治ってくれません。 そしてその睡眠や休息が取りにくいのが現代人です。 サブラクセーションが神経に影響を及ぼすため、痛みや刺激に対して過敏になり熟睡が難しくなり、悪循環を引き起こしてしまいます。
ゆがみを治しても戻ってしまう?
背骨のゆがみ、つまりサブラクセーションを治してもすぐに戻ってしまうのではないかという疑問があります。 急性の、悪くなって日が浅い場合には比較的短い施術で良くなり、良い状態が維持されやすいのです。 逆に何ヶ月もたった慢性の場合には、それなりの施術回数を必要とすることが多いのです。 慢性化すると、筋肉や靭帯の収縮によって関節の動きが制限されるので、良い状態を維持しにくくなってしまいます。 良い状態を維持するには、正しい姿勢・適度の運動・バランスの取れた食事や適度の休養を心がけることが大切です
